潰瘍性大腸炎と大腸内視鏡検査のリアル

潰瘍性大腸炎を患っていると、定期的に「大腸内視鏡検査」を受けることになる。

病気の状態を知るためには避けられないけど、正直これが本当にしんどい。

今回は、事前準備から検査、そして検査後まで、俺の経験も含めてリアルに書いていく。

目次

大腸内視鏡検査の流れ

1. 検査前の準備:食事制限

検査の前日から食事制限がスタートする。

• 食物繊維が多いもの(ゴボウ、海藻、キノコなど)を避ける。

• 検査前日は消化の良い食べ物(お粥やうどん)が中心。

• 夜7時以降は絶食で、水かお茶だけOK。

これ自体は大したことないけど、食べたいものが制限されるのは地味にストレス。

2. 検査当日の地獄:下剤タイム

大腸内視鏡検査の最大の山場が、検査当日の朝にやってくる。

• 病院でもらった下剤(1〜2リットルくらい)を飲む。

• 味は薄いスポーツドリンクみたいで、最初の数杯はなんとか飲めるけど、途中からマジで吐きそうになる。

ポイント

• 飲んでいる間、トイレとの往復を何度も繰り返す。また、1回のトイレ時間自体は短い。

• 問題は全て便を出し切るまでに死ぬほど時間がかかる事だ。この間、スマホや本で暇つぶしするのがマスト。

• 最後の方は、ほぼ水しか出なくなるくらい腸を空っぽにする必要がある。

下剤のせいで体力も奪われるし、ここが精神的にも肉体的にもきつい部分。

3. 検査本番:大腸に炎症があると激痛

お腹が空っぽになったら、いよいよ検査本番。

• ベッドに横になり、肛門から内視鏡を挿入される。

• 炎症の有無や潰瘍の状態を確認しながら、必要があれば組織を採取する(生検)。

もし大腸に炎症があると、ここが本当に地獄。

経験上、激痛が走り、女性が子供を産む時の痛みってこういう感じなのかなと思うレベル。

鎮静剤を使ってもらったこともあるけど、それでも痛みは消えない。

4. 検査後の注意点

検査が終わったら、少し休んでから帰宅。

• 検査後は大腸に空気が残っていることもある。

• 鎮静剤を使った場合は、当日は車や自転車の運転は禁止される。

その日は消化の良い食事を取るようにして、無理せずに過ごすのが鉄則。

大腸内視鏡検査でわかること

この検査で、医師は以下のことを確認する。

• 炎症が広がっている範囲

• 潰瘍の状態

• 必要に応じて組織を取って、詳しく調べる

これらを基に治療方針が決まるから、検査はめちゃくちゃ大事。

大腸内視鏡検査のリアル感想

正直、大腸内視鏡検査は死ぬほどハードだ。

下剤を飲むのが地獄:1〜2リットルも飲むと気分が悪くなるし、吐き気を催す。トイレとの戦いも辛い。

検査自体が激痛(特に炎症がある場合):死ぬほど痛いし、検査中は「早く終わってくれ…」と祈るしかない。

検査を乗り切るコツ

1. 下剤を飲むときは少しずつ進める

一気に飲むと気持ち悪くなるから、少しずつ休憩しながら飲むのがおすすめ。

2. 暇つぶしグッズを用意する

下剤で腸が空っぽになるまでの待ち時間が長いから、スマホや本で気を紛らわせる。

3. 痛みへの覚悟を持つ

特に大腸に炎症がある場合、検査が痛いのは避けられない。この時「世の中の甘ったれた奴と違って、俺は精神的にも肉体的にもタフになりにいく」くらいに思っておくと少し気が楽になる。

まとめ:大腸内視鏡検査の重要性

潰瘍性大腸炎を持っていると、大腸内視鏡検査は避けられない。でも、それだけ重要な検査だってことは理解してほしい。

確かにしんどいし、痛いこともあるけど、自分の体を守るためのステップだと思えば乗り切れる。

終わった後は「マジでよく頑張った!」と自分を褒めてあげような!

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この記事を書いた人

「経歴」
浪人 → 理系学部卒 → システムエンジニア
「趣味」
サッカー、読書、旅行、K-POP
(特に aespa。推しは ニンニン)
「潰瘍性大腸炎との歩み」
大学入学時に全大腸炎型の潰瘍性大腸炎を診断されるも、リアルダ4錠を服用しながら順調な大学生活を送る。しかし大学4年時、卒論提出直前に再発。元日に入院し、10日間で退院。その後、3か月は症状を抑える。しかし社会人になり、働き始めて2週間後に再発。現在までステロイド治療を継続しながら療養中。約1年間、完全な寛解に至っていない現状と向き合い続けている。
「新たな挑戦」
1年間安静にしても寛解しない中で、「病気と共存しながら人生を楽しむ」ことを決意。ブログを開設し、「潰瘍性大腸炎の不安を一人で抱え込まない」 をモットーに、自身の経験や考えを発信し、同じ病気に悩む方へ勇気と笑顔を届けていく。

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