潰瘍性大腸炎を患っていると、常に頭の片隅にあるのが 「この体調で、いつまで働けるんだろう…」という不安。
俺も日々そんな思いと闘いながら、どうにか生活を回してる。調子のいいときはフルタイムで働けても、体調崩したときは一気に生活が傾く。通院費・検査費・薬代……バカにならない出費が重なるから、健康だけでなく、金銭面の備えもかなり重要になってくる。
ただここ1~2年、潰瘍性大腸炎が活動期に入り、気づいたことは工夫次第で節約できることも多いということ。今回は「潰瘍性大腸炎の人が節約しやすい理由3選」というテーマで書いていく。それでは早速見ていこう!
❶ 実家暮らしで家賃が浮く
潰瘍性大腸炎になると一人暮らしのハードルが急激に上がる。急なトイレ、体調不良、料理も掃除もままならないとき、やっぱり頼れるのが家族になる。
実家の最大のメリットは家賃が浮くこと。
月5〜7万円の家賃がゼロになったら、年で60万円以上浮く。都内とかに住んでたらもっと差は大きくなる。
もちろん実家に気を使うこともあるけど、健康とお金、どっちを優先するかって話だ。俺はプライドを捨てて迷わず「健康」と「お金」両方を選ぶ道=実家暮らしを選んだ。
このプライドを捨てられるというのは「生死に関わる=病気」というものの1つのメリットなのかもしれない。
長期的な病気になればわかるが、きれいごとを言ってなんかいられなくなるからだ。
❷ 在宅勤務がメインになり、無駄遣いが減る
体調が不安定だと、出社するのも一苦労。通勤による疲労、急な体調不良やトイレに悩まされたりするからだ。だからこそ、潰瘍性大腸炎患者は在宅ワークにシフトする人が多い。
俺も今はSE(システムエンジニア)として家でできる仕事を中心にやってるんだけど、外に出ないってことは、「ついでにコンビニ」「ついでにランチ」みたいな無駄遣いが無くなることを意味する。
交通費もゼロ。おしゃれ代もかからんし、昼食も家の残り物か軽食で済む。しかも疲れない。
これだけで月に1〜2万円、年間20万円くらい浮いてる計算。働き方1つで、こんなに生活コストって下がるんだなって実感中だ。
❸ 健康のために自炊するようになり、食費が浮く
外食は基本的に胃腸にキツいメニューが多い。
ラーメン、唐揚げ、ハンバーガー……誘惑が多いけど、潰瘍性大腸炎持ちには基本NG。
必然的に、自炊にシフトすることになるんだけど、これが結果的に節約になる。
例えば、米・味噌・豆腐・魚・根菜系をベースに和食を作ると、体にも優しいし、お財布にも優しい。
和食専門の外食でいいじゃんって思うかもだけど、和食って結構高いのだ。和食でも和食以外でも外食したら基本1食1000円超えるけど、自炊なら1食300円〜500円で済む。
しかも、体調の回復スピードが全然違う。トイレの回数も減るし、腹痛も改善する。
「節約=我慢」じゃなくて、「節約=体調管理」になるって最高じゃないか。まさに自炊は「健康面」から見ても「金銭面」から見ても一石二鳥なのである!
※余談:浮いたお金、どうする?
浮いたお金は当然、貯金に回すのが基本。でも、ただ銀行に寝かしてるだけじゃ増えないのも事実。
俺は「貯めたお金を投資に回す」という考えをもとに投資を積極的に行っている。
ここでは投資に関する説明を割愛するが、株式やFX、投資信託などが有名どころだ。
(1例としてFXのリンクを以下に貼っておく)

体が元気なときに勉強して、少しずつ投資にチャレンジしていけば、「いつ働けなくなるか分からない」という不安に、少しでも安心感を得ることが出来るのだ!
まとめ:潰瘍性大腸炎の人が節約しやすい理由3選
❶実家暮らしで家賃が浮く
➋在宅勤務がメインになり、無駄遣いが減る
❸健康のために自炊するようになり、食費が浮く
潰瘍性大腸炎を患ってると、何よりもまず「体調第一」。でも、その体調の変動が収入やお金に直結する現実があり、生活の不安をあおってくる。
だからこそ、いざという時の為にお金を備えておく必要がある。そのための簡単な方法が無駄な出費を省く「節約」なのだ。みんなもできるところから節約をはじめてみよう!
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