潰瘍性大腸炎と怒りのコントロール方法(アンガーマネジメント)

潰瘍性大腸炎の人って、言いたいことを我慢してしまうことが多い。これは性格的なものもあるかもしれないけど、病気によるストレスや体調不良も絡んでるのが大きいと思うんだ。そうやって我慢して溜め込んだストレスが爆発すると、怒りに任せて発言しちゃったり、物に当たっちゃったりすることになる。俺もそういう経験が何度もあるから、痛いほど分かる。でも、これを繰り返すと、人間関係が壊れたり、社会的な信用を失ったりしてしまう。そうなると余計にストレスが増えて、悪循環に陥るんだ。

特にお酒の失敗とかも根っこをたどると「我慢によるストレス」が原因になってることが多いと思う。だからこそ、今回は特に人との会話において怒りをコントロールするための方法、いわゆるアンガーマネジメントについて話したい。俺も何冊かアンガーマネジメントに関する本を読んだんだけど、よく書いてあるのは「怒りの原因の見方を変えろ」とか「捉え方を変えろ」みたいな内容なんだよね。

もちろん、それも大事。でも、もっと大事なのは、「じゃあ、実際に会話してて怒りを感じたときにどういう行動を取ればいいのか」を知ってることだと思う。理論だけ分かっても、実際に使えなければ意味がない。だから今回は具体的な行動に落とし込んだアンガーマネジメントの方法を話していく。


目次

否定の言葉を減らす

まず大前提として、会話の中で否定しないことがアンガーマネジメントの第一歩だ。特に「でも」「だけど」「しかし」といった否定的な言葉を多発すると、相手はイライラしてくるんだよね。「自分の意見を受け入れてくれない」と感じるから。

例えば、相手が何か提案してきたときに「でも、それは…」って返すと、相手も否定的な対応をしてきやすくなる。こうなると、もうお互いに意見をぶつけ合うだけになってしまう。これじゃあアンガーマネジメントどころじゃない。

だから、まずは「でも」「だけど」「しかし」といったワードを意識的に減らしていこう。どうしても相手の意見に反論や訂正が必要なときは、

  1. まずは受け入れる(肯定する)
    “なるほど、そういう考え方もあるんだね。”
  2. クッションを挟んでから優しく反論する
    “ただ、こういう視点もあるかもしれないよ。”

こうすることで、相手も嫌な気持ちをせずに話を聞いてくれるはずだ。


タイムアウトを取る

これもかなり有効な方法だ。結局、体を壊すようなストレスも、しっかり休憩を取れてないことが原因になってることが多い。だから、会話の最中にもタイムアウトを取る習慣をつけよう。

具体的には、30分に一回くらい「トイレに行ってくる」と言って席を外す。怒りを少しでも感じたら、トイレ休憩や水を飲む休憩を取るのがおすすめだ。

例えば、

  • 話が堂々巡りになってると感じたとき
  • 自分の言いたいことが理解されないと感じたとき
  • 相手が論点をずらしてきたとき

こういった状況は怒りを生み出しやすい。要は、自分の思い通りにならない状況がストレスになって、それが怒りに繋がるんだよね。だから、上記の状況になったらすぐにトイレ休憩を取る。

さらに良いのは、この「タイムアウト」を事前に相手と共有しておくこと。「トイレに行く=議論を冷静に進めるため」という共通認識が生まれるから、相手も理解してくれる。


チャットやメモを活用する

言いたいことを先にチャットやメモに書き起こしておくのも有効だ。これをやると、議論のヒートアップによる論点のズレを防げる。

例えば、対面の議論をする前に自分の主張をメモにまとめておいて、相手に先に見せる。この方法だと、自分の考えを整理したうえで話し合えるから、冷静になりやすい。

ただし注意点もある。チャットやメモだけで議論を進めると、相手の顔が見えない分、攻撃的な発言をしやすくなるんだ。リモート会議やオンラインチャットの経験がある人なら分かると思うけど、普段対面では言わないような本音を独り言で言っちゃうことってない?

「めんどくせー」「話が長いな」とか。こういう本音が過激な発言につながりやすいから、そこは注意しよう。


結論を急ぎ過ぎない

特にチャットやメモで議論を進める場合、結論を急ぎ過ぎないのがポイントだ。短いテンポで速く進めると、どうしても焦って感情的になりやすい。

だから、1日の中で1往復くらいのやり取りに留めて、長い文章で丁寧にやり取りするのがおすすめ。これを1週間くらい続けてじっくり結論を出すイメージだ。対面でも同じで、1時間や1日で無理に解決しようとしない。時間をかけて冷静に話し合うのが大事。


自分の過ちを振り返る

どれだけ注意しても、怒りに任せて過激な発言をしてしまうことはあると思う。俺もそういう失敗を何度もしてきたし、そのたびに「俺にはアンガーマネジメントなんて無理なんじゃないか」って落ち込むことがある。

でも、ここで大事なのは、失敗を振り返っているという事実だ。振り返って落ち込むということは、反省の気持ちがある証拠だ。俺も完璧にはできてないけど、こうやって少しずつ改善してきたから、昔よりはだいぶコントロールできるようになった。

焦らず、少しずつ改善していけば、必ず良い方向に進むはずだ。


まとめ

潰瘍性大腸炎と怒りのコントロールには共通点が多い。我慢がストレスを生み、それが怒りや体調不良につながるからだ。だからこそ、

  1. 否定の言葉を減らす
  2. タイムアウトを取る
  3. チャットやメモを活用する
  4. 結論を急ぎ過ぎない
  5. 自分の過ちを振り返る

こういった具体的な行動を意識して実践していこう!少しずつでもいいから、確実に前に進むことが大事だ。俺もまだ完璧には程遠いけど、少しづつ一緒に頑張っていこう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「経歴」
浪人 → 理系学部卒 → システムエンジニア
「趣味」
サッカー、読書、旅行、K-POP
(特に aespa。推しは ニンニン)
「潰瘍性大腸炎との歩み」
大学入学時に全大腸炎型の潰瘍性大腸炎を診断されるも、リアルダ4錠を服用しながら順調な大学生活を送る。しかし大学4年時、卒論提出直前に再発。元日に入院し、10日間で退院。その後、3か月は症状を抑える。しかし社会人になり、働き始めて2週間後に再発。現在までステロイド治療を継続しながら療養中。約1年間、完全な寛解に至っていない現状と向き合い続けている。
「新たな挑戦」
1年間安静にしても寛解しない中で、「病気と共存しながら人生を楽しむ」ことを決意。ブログを開設し、「潰瘍性大腸炎の不安を一人で抱え込まない」 をモットーに、自身の経験や考えを発信し、同じ病気に悩む方へ勇気と笑顔を届けていく。

コメント

コメントする

目次