潰瘍性大腸炎の薬の副作用を専門家に確認する必要性

先日、新しい薬を追加すると言うことで免疫調整剤(イムラン)という薬をもらった。この薬をもらった時に薬剤師から口頭での説明は無かったのだが(しっかりした薬剤師なら説明するべきだと思うが笑)、家に帰って封の中に入っていた紙を見てみると『日光を直接浴びることを避けてください』と書いてあった。どうやら副作用があるらしい。こんな時、みんなも不安に思うだろう。特に『どの程度』副作用があるのかが不安である。

そこで今回は、潰瘍性大腸炎の薬の副作用の不安を解消することについて書いていく。結論から言うと、

主治医や薬剤師などの専門家に薬の副作用の疑問をぶつける

だ。『なんだ、当たり前のことじゃん笑』と思う人もいるかもしれない。しかし、この当たり前の行動が出来ない場合もある。特に今回のように、あとで説明書を見た時に副作用があるとわかった場合だ。こう言う場合、結局めんどくさくなって、専門家に聞くことを後回しにしていないだろうか。また、ネットの情報だけ見て、わかった気になっていないだろうか。

そこで以下では上記に挙げた結論の理由を順序立てて話していきたいと思う。それではさっそく見ていこう!

目次

薬の副作用の説明を聞くと不安になる

潰瘍性大腸炎の治療では、さまざまな薬を使うことになる。俺もこれまでにステロイドや免疫調整剤を飲んできたけど、薬をもらうときには必ず副作用の説明が書かれた紙が入っている。

例えば、ステロイド(コレチメント経口剤)なら『グレープジュースには気をつけてください』とかである。また、免疫調整剤(イムラン)なら「直接日光に当たるのは避けてください」とかである。こうした説明を見ると、やっぱり不安になる。

ネットで調べても不安が増すだけ

俺は心配性で神経質なところがあるから、こういう副作用の説明を見ると、つい最悪のケースを想像してしまう。それでネットで詳しく調べるんだけど、これが逆効果。

ネットにはあらゆる情報が載っているけど、「副作用が出た人の体験談」や「稀な副作用でも深刻な例」が目につきやすい。そういうのを読んでしまうと、「この薬、本当に大丈夫なのか?」とますます不安になってしまう。

もちろん、薬のリスクを知ることは大事。でも、ネットの情報だけでは「どの程度の確率で副作用が出るのか」「本当に心配する必要があるのか」などの自分が知りたい根幹の部分が分からない場合が多い。

そんなときは専門家に相談する

こういうときこそ、専門家に相談するのが一番だと実感している。俺も主治医の方や薬剤師の方に、副作用についての情報をいろいろ聞いてみた。

例えば、「ステロイド(コレチメント)では、グレープジュースを避けてくださいとありますが、飲んでしまったらどうなりますか?」
「免疫調整剤(イムラン)では日光を避けてくださいと書いてありますが、どの程度避けるべきでしょうか?」などだ。

こういう質問をすると、主治医や薬剤師は具体的なデータや経験をもとに答えてくれる。そして、多くの場合、「過剰に心配しなければ問題ない」と言われる。

同じ疑問でも、ネットで調べて主観的に理解するのと専門家から客観的に聞いて理解するのとでは、信頼度が違うので、不安の解消度が全然違う。俺はこの経験から、「気になることは自己判断せずに、専門家に聞くのが一番」と思うようになった。

まとめ – 不安を減らすために専門家を頼ろう

薬を飲む以上、副作用のリスクはゼロではない。でも、「どの副作用がどの程度の確率で起こるのか」「どのくらい気をつけるべきなのか」は、専門家に聞かないと正確には分からない。

もちろん、自分で調べることも大事。でも、ネットの情報に振り回されて過剰に不安になるよりも、専門家に相談して正しい知識を得るほうが、精神的にも楽になる。

潰瘍性大腸炎のように長く付き合う病気だからこそ、信頼できる主治医の方や薬剤師の方としっかりコミュニケーションを取ることが大事だと改めて感じた。みんなもこの記事を参考にして専門家に薬の副作用について相談してみよう!

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この記事を書いた人

「経歴」
浪人 → 理系学部卒 → システムエンジニア
「趣味」
サッカー、読書、旅行、K-POP
(特に aespa。推しは ニンニン)
「潰瘍性大腸炎との歩み」
大学入学時に全大腸炎型の潰瘍性大腸炎を診断されるも、リアルダ4錠を服用しながら順調な大学生活を送る。しかし大学4年時、卒論提出直前に再発。元日に入院し、10日間で退院。その後、3か月は症状を抑える。しかし社会人になり、働き始めて2週間後に再発。現在までステロイド治療を継続しながら療養中。約1年間、完全な寛解に至っていない現状と向き合い続けている。
「新たな挑戦」
1年間安静にしても寛解しない中で、「病気と共存しながら人生を楽しむ」ことを決意。ブログを開設し、「潰瘍性大腸炎の不安を一人で抱え込まない」 をモットーに、自身の経験や考えを発信し、同じ病気に悩む方へ勇気と笑顔を届けていく。

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