鍼灸師との対話で見えてきた「中庸」という哲学 〜鍼灸13回目備忘録〜

今回は簡潔な投稿として、鍼灸13回目の中で鍼灸師の方との対話で見えてきた内容をまとめておこうと思う。
それでは早速見ていこう!

■ 食事と東洋医学の考え方

  • 「飯の良:悪=8:2」くらいがベストバランス
    100%完璧な健康食(良:悪=10:0)を目指すと、それがストレスとなり逆に体調を崩す場合がある。東洋医学では「中庸(ちゅうよう)=偏りのない状態」が最も健康的とされる。
  • たとえ悪いものを摂っても、体内でのリカバリー力の方が重要
    悪い食事を排除することももちろん大切だが、それ以上に「悪い食事を体内に入れてしまった後にどうリカバリーできるか」がもっと重要。
    → この考えは、たとえば「職場のハラスメント対策」にも通じる。(ハラスメントを完全に排除するのは難しい→それ以上にハラスメントが起きてしまった後の対処のほうがもっと重要)
  • 連日、体に害ある食べ物を食べるのには気を付けること。

■ 薬をやめるタイミング(潰瘍性大腸炎)
※西洋医学のエビデンスとは異なるため参考までにご覧ください

  • やめる目安は「①血が出ていない、②お腹が痛くない(③お腹のハリがない)」状態。
  • 基本は段階的に減薬するのが王道
    例:
    • 1週間ごとに様子を見て少しずつ減らす人
      (一番多いらしい。理由は体調がよくなり自信がついてとんとん拍子にやめようとする人が多いため)
    • 2週間ごとの人
    • 1ヶ月ごとの人
  • 自分自身は過去に一気にやめて急激に悪化した経験があるため、2週間ごとの様子見での減薬がベストと考える。

■ 潰瘍性大腸炎患者の行動傾向

  • 鍼灸治療期間に症状が良くなる前から、体に悪いものを我慢できずに食べてしまう人が多い。
    例:「カレーパン食べちゃいました」など、再燃につながりかねない行動をする患者さんもいるんだとか。
  • 我慢できないのは病気の一部でもある。だからこそ、改善には「自分を律する力」も必要。

■ 人の行動と感情、そして人生観

  • 人が行動を起こすのは「それに見合うだけの負の感情を経験した時」。
    → 例えるなら、ジャンプする前にしゃがむようなもの。
  • 成功や幸福の前には不幸がある。これは経営者の講座でも共通して語られる内容。
  • 投資(NISA・インデックス投資)も同じ。
    相場が落ちても「ホールド(持ち続ける)」ことで高確率で回復する。
  • 人生もまた、良い時と悪い時を繰り返す
    それはまるで「潰瘍性大腸炎」のように、波があるもの。

    こういう考え方ができると、ストレス度がグッと下がる。
    状況に一喜一憂せず、流れの一部と捉えられるようになる。

■ 先が見えないときの対処法

  • 先が見えない、未来が見えない」と感じるときこそ、不安が強くなりやすい。
  • そんなときは以下の2つのどちらかを選ぶとよい:
    1. 筋道(道筋)を明らかにする:今どこにいて、何を経てどこへ向かうのか、流れを言語化してみる。
    2. 今やるべきことに集中する:未来ではなく、「今この瞬間」に意識を戻し、行動に集中する。

簡単だが今回は以上!後日改めて鍼灸13回目の結果を投稿するのでお楽しみに!

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この記事を書いた人

「経歴」
浪人 → 理系学部卒 → システムエンジニア
「趣味」
サッカー、読書、旅行、K-POP
(特に aespa。推しは ニンニン)
「潰瘍性大腸炎との歩み」
大学入学時に全大腸炎型の潰瘍性大腸炎を診断されるも、リアルダ4錠を服用しながら順調な大学生活を送る。しかし大学4年時、卒論提出直前に再発。元日に入院し、10日間で退院。その後、3か月は症状を抑える。しかし社会人になり、働き始めて2週間後に再発。現在までステロイド治療を継続しながら療養中。約1年間、完全な寛解に至っていない現状と向き合い続けている。
「新たな挑戦」
1年間安静にしても寛解しない中で、「病気と共存しながら人生を楽しむ」ことを決意。ブログを開設し、「潰瘍性大腸炎の不安を一人で抱え込まない」 をモットーに、自身の経験や考えを発信し、同じ病気に悩む方へ勇気と笑顔を届けていく。

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