潰瘍性大腸炎とストレス

潰瘍性大腸炎と切っても切り離せないのがストレスだ。俺もストレスを感じると、すぐに腸がドロっとえぐられるのを実感する。これって脳と腸が繋がっているかららしい。ストレスは潰瘍性大腸炎だけじゃなく、あらゆる病気の原因になる厄介な存在だ。

目次

ストレスの正体は人間関係

ストレスのほとんどは人間関係から生まれると思う。例えば受験みたいに一見、他人に関係ないように見えるものでも、「落ちたら親に申し訳ない」とか「もし中途半端な結果だったら『アイツあんなに勉強してたのに全然結果良くないじゃん』と周囲から思われる」みたいに、結局他人を意識してることが多い。もちろん全てがそうではないけど、多くのストレスが人間関係と絡んでるのは間違いない。

ストレスに耐えられなくなる原因は2つ

1. 意見を主張できない

2. 休むことをしない

これ、俺が一番苦手なポイントなんだよ。でも、ここを克服しないと後悔することになる。

1. 意見を主張できない問題

自分の意見を言えないと、どんどんストレスを溜め込む。例えば、

• 上司の理不尽な要求

• 友達との会話でのモヤっとした発言

• 恋人の気まぐれな態度

「まぁこれくらい我慢するか」って耐えてたら、いずれ爆発するんだよな。これ、地震と同じで、プレートが少しずつズレていって、耐えきれなくなると一気に大きな地震になる感じ。俺ら我慢型の人間は、ある日突然そのストレスが爆発してしまうことが多い。

結果は人それぞれだけど、怒り狂ったり、鬱になったり、体調を崩したり…いずれにせよ、自分も周りもダメージを受ける。でも理不尽じゃない? 頑張って耐えた俺たちが悪者になるんだぜ。

だからこそ、冷静に自分の意見を主張することが大事だと気づいたんだ。相手を傷つけるためじゃなく、自分の疑問や違和感を伝えるイメージで。感情的にならずに論理的に話すことを心がけるだけで、だいぶ状況が変わる。

2. 休むことをしない問題

ストレスを受け続けると、脳が疲弊して回復する前にまた次のストレスを受けることになる。この状態が続くと、不安が常に付きまとい、心身ともに限界を迎える。でも、一度ストレスから切り離されて脳を休めることで、回復のチャンスが生まれるんだ。これが、いわゆる「サイコロジカル・ディタッチメント(心理的な切り離し)」ってやつだ。

例えば毎日上司から怒鳴られるのはきついけど、これが1週間に1回、1ヶ月に1回になったら?恐らくだいぶ楽になるはずだ。これは脳が上司から怒鳴られるというストレスに毎日晒されること無く、休む時間があるため、毎日怒鳴られる不安が無くなるからだ。

一旦ストレス源から離れると、「まぁそこまで深刻じゃないかも」と冷静に考えられるようになる。脳が落ち着いた状態なら、ストレスに対する耐性も高まるから、これはこれで効果的な方法だと思う。でも、ここで問題がある。

根本的解決(主張)は必ず行う

それは、切り離しだけだと根本的な解決にならないってこと。

例えば、一度ストレスから離れることで「まぁいっか」と問題を先送りしてしまうことがある。でもそのままにしておくと、結局また同じストレスにぶつかるし、再び耐え続ける羽目になる。そして、最終的には蓄積されたストレスが爆発する。このループを断ち切るには、切り離しに頼りすぎるんじゃなくて、ストレスの原因に対してアプローチする必要があるんだ。

つまり、「休むこと」は脳を回復させるために必要な対処療法だけど、根本解決のためには必ず自分の意見を主張することが必要だということ。

結局、ストレス管理のコツは、対処療法と根本的なアプローチのバランスを取ることだと思う。切り離しで自分を守りつつ、冷静になったタイミングで相手と向き合うことで、ストレスのループから抜け出せるんだ。

具体例(1.書き出して整理しておく)

直接話すのが苦手なら、伝えるポイントを事前にメモしておくとスムーズに話せる。こうすることで頭の中々のモヤモヤを整理することができるし、整理できたらあとは冷静に伝えるだけになる。

特に「何を伝えたいのか」を明確にしておくと、余計な話に脱線しにくくなる。

具体例

• 上司への相談なら、具体的な要望や質問を箇条書きにする。

「(1) この業務の締め切りが短すぎる点について (2) 他の案件の進行スケジュールとのバランス」

• 恋人や友人には、「相手にどうしてほしいのか」だけを整理してから伝える。

具体例(2.主張するタイミング)

ベストなタイミングは

お互いに落ち着いていて、話に集中できる時

つまり、話し合いの場を設けるのが良いと思う。

この時、横並びの席だと相手の顔をずっと見てなくて良いから、心理的ハードルを下げることができて、言いたいこと素直に言うことができるはずだ。

まとめ:ストレスとうまく付き合っていこう!

・ストレスの多くは「人間関係」

じゃあどうするか?ポイントは2つ。

1. 自分の意見を伝える 

2. 一旦休む 

※ただし、休むだけだと対処療法にしかならないから、休んだ後にちゃんと意見を伝えるのがポイント。

ストレス管理のコツ

• メモに書き出す:何が嫌だったか整理すると冷静になれる。

• 話し合いの場を設ける:横並びだと言いやすい!

• とにかく溜め込まない:早めに言う。後回しにしない。

ある物事に対して自分の中で納得できている場合、ストレスは起こらないはず。今回紹介した内容はいかにある物事に対して自分の中で納得感を作り出すかの方法と言ってもいい。潰瘍性大腸炎持ちだと、ストレスの影響は普通以上に大きい。だからこそ、ストレスとどう向き合うかで体調も気分も変わってくる。少しずつ試しながら、自分に合ったやり方を見つけてみてほしい!

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この記事を書いた人

「経歴」
浪人 → 理系学部卒 → システムエンジニア
「趣味」
サッカー、読書、旅行、K-POP
(特に aespa。推しは ニンニン)
「潰瘍性大腸炎との歩み」
大学入学時に全大腸炎型の潰瘍性大腸炎を診断されるも、リアルダ4錠を服用しながら順調な大学生活を送る。しかし大学4年時、卒論提出直前に再発。元日に入院し、10日間で退院。その後、3か月は症状を抑える。しかし社会人になり、働き始めて2週間後に再発。現在までステロイド治療を継続しながら療養中。約1年間、完全な寛解に至っていない現状と向き合い続けている。
「新たな挑戦」
1年間安静にしても寛解しない中で、「病気と共存しながら人生を楽しむ」ことを決意。ブログを開設し、「潰瘍性大腸炎の不安を一人で抱え込まない」 をモットーに、自身の経験や考えを発信し、同じ病気に悩む方へ勇気と笑顔を届けていく。

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