潰瘍性大腸炎でもTOEIC650点達成!ウルトラマン勉強法のすすめ

英語が苦手な人、体調が優れず長時間の勉強が難しい人、そんな人でもTOEICの目標スコアを達成することは可能だ。実際、俺自身が会社から「2年以内にTOEIC650点以上を取得するように」と言われ、英語が苦手な状態からスタートした。でも、1年間コツコツと勉強を続けることで無事に目標スコアを達成することができた。

ただし、俺には「追い込む勉強ができない」という制約があった。なぜなら、俺は潰瘍性大腸炎(UC)という難病を抱えていて、無理な勉強をするとすぐに体調が悪化してしまうからだ。大学受験で浪人してまで勉強し、結果的に潰瘍性大腸炎を発症したという経験があるからこそ、「無理な詰め込み型の勉強は絶対にしない」と決めていた。

そんな俺がどのようにTOEIC650点を達成したのか?

今回の記事では、俺が実践した勉強法や考え方を詳しく紹介する。特に「短時間勉強×長期間継続」のスタイルが、体調に不安がある人や忙しい社会人にとっても有効であることを伝えたい。


目次

俺のTOEICスタート時の状況

もともと英語は学生時代から苦手科目第一位だった。特にリスニングは壊滅的で、TOEICを受ける前の模試では「英語がノイズにしか聞こえない」状態だった。

会社から「2年以内にTOEIC650点以上を取得するように」と言われたとき、正直かなりプレッシャーを感じた。英語が得意な人にとっては650点はそれほど高いハードルではないかもしれないが、俺にとってはまるで「フルマラソンを走れ」と言われたような気分だった。

でも、やるしかない。そこで、まずは勉強のペースとルールを決めることにした。


追い込む勉強ができない理由

俺が普通の受験生のように「がっつり詰め込む勉強」ができないのは、潰瘍性大腸炎という持病があるからだ。無理をすると腹痛や下痢が悪化してしまう。

実は、俺が潰瘍性大腸炎を発症したのは、大学受験の浪人時代に過度なストレスとプレッシャーを受けたことがきっかけだった。体を壊してまで勉強を頑張った結果、今もなお病気と付き合い続けなければならない。

この経験から、「絶対に無理はしない」というのが俺の信念になった。


俺が実践した勉強スタイル

潰瘍性大腸炎の悪化を防ぎながらTOEICのスコアを伸ばすために、俺が決めたルールは次の2つ。

  • 仕事の前後に平日1日30分~2時間のみ勉強する
  • 土日は直前期以外は勉強しない

これはまるでウルトラマンのカラータイマーのような制約だ(笑)。短時間しか戦えないけど、その分毎日コツコツ続けることで成果を積み上げる。この制約条件の中で戦うことを誓ったのだった。

勉強を始める前に戦略を立てる(勉強方法を勉強する)

短時間しか戦えないウルトラマンのような時間的制約の中、結果を出すのに最も重要なことは何か。
それは勉強の戦略を立てることだ。もっと言うと勉強方法を勉強したのだ。

具体的にはまず、去年の3月頃、俺はTOEICの勉強方法を会社の研修教材とスタディサプリで学んだ。そして次にTOEICを受験したことのある友達から勉強方法を教えてもらった。そして最後に何もしていない状態でTOEICの過去問を解いた。

これらの情報からどの分野を勉強すれば最短で成績を伸ばせるかを分析してから、TOEICの勉強に入ったのだ。
俺は今振り返ってみて、戦略を立てることが正しかったと胸を張って言える。


具体的に使った教材と勉強法

俺が使った教材は以下の通り。

  • 単語帳:『金のフレーズ』
  • 会社の研修教材とスタディサプリの教材
  • 公式問題集2冊

いたってシンプル。実にシンプル。しかしこのシンプルさが良かったのだ。
英語勉強のコア教材+演習用の公式問題集という2軸でシンプルに攻めたのだ。

勉強法は
①コア教材の単語帳と会社&スタディサプリの教材を2~3周する。
②公式問題集を解く。
➂公式問題集を復習する。
①~➂を繰り返す。
いたってシンプル。実にシンプル。しかしこのシンプルさが良かったのだ。
このシンプルな勉強法によって、俺は時間的制約を撃破したのだ。

俺は特に得点が安定しやすい&伸びやすい分野を重点的に勉強した。
具体的にはリスニングと文法問題だ!


実際にどれくらいスコアが伸びたのか?

最初の公式問題集では400点台前半だったが、1年後には650点超えを達成。リスニングも最初は全く聞き取れなかったけど、毎日聞くことで少しずつ耳が慣れていった。実際受けた試験結果がこちら↓

Screenshot

世間一般的には高い点数ではないけれども、俺はここ数年で最も嬉しい瞬間だった!


体調が優れなくても目標達成はできる!

俺がこの方法でTOEIC650点を達成したことで、「体調が優れないからといって、夢や目標を諦める必要はない」ということを証明できた。

「長時間勉強できないから無理だ…」と思っている人も、1日の勉強時間を減らし、その代わりに期間を長く取ることで、確実に前に進むことができる。

もし体調のせいで夢や目標を諦めそうになっている人がいたら、ぜひこの方法を試してほしい!


まとめ

  • 英語が苦手でも、平日1日30分~2時間の勉強を続ければTOEIC650点は達成できる
  • 体調が悪くても「短時間勉強×長期間継続」のスタイルなら無理なく続けられる
  • 追い込む勉強ができなくても、やり方次第で成果は出せる

「短時間でもコツコツ続ければ、必ず成果は出る!」

俺の経験が、誰かの希望や勇気になれば嬉しい!

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この記事を書いた人

「経歴」
浪人 → 理系学部卒 → システムエンジニア
「趣味」
サッカー、読書、旅行、K-POP
(特に aespa。推しは ニンニン)
「潰瘍性大腸炎との歩み」
大学入学時に全大腸炎型の潰瘍性大腸炎を診断されるも、リアルダ4錠を服用しながら順調な大学生活を送る。しかし大学4年時、卒論提出直前に再発。元日に入院し、10日間で退院。その後、3か月は症状を抑える。しかし社会人になり、働き始めて2週間後に再発。現在までステロイド治療を継続しながら療養中。約1年間、完全な寛解に至っていない現状と向き合い続けている。
「新たな挑戦」
1年間安静にしても寛解しない中で、「病気と共存しながら人生を楽しむ」ことを決意。ブログを開設し、「潰瘍性大腸炎の不安を一人で抱え込まない」 をモットーに、自身の経験や考えを発信し、同じ病気に悩む方へ勇気と笑顔を届けていく。

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